どうも、ゲームやイラストを描いている工場社員です。
今日は漫画素人の僕がイラストで得た知識を漫画に活かそうと意気揚々としていたところで、出鼻を挫かれてしまった話をします。
脚本術の本を見つけて漫画を描きたくなる
先日面白い本を見つけました。
この本はおもしろいストーリーの作り方が書いてある本です。
僕はゲームのストーリーをどうしたらおもしろくできるか悩んでいた時に買って、大変参考にさせていただきました。
それからと言うもののおもしろい物語の案が、仕事中たくさん思いつくようになったので、ゲーム以外にも活かしたいと思い、ここ数日は漫画を描く作業に取り組んでいます。
漫画を描くこと自体は初めてではなく、半年前に何回か描いていました。しかしそれからイラストに熱中していたので、久しぶりの漫画制作でした。
漫画とイラスト制作なんて似たもの同士なんだから、前に描いていた時よりも上手く書けるだろう。そう思っていましたが…
イラスト制作で学んだテクニック使えなくね?
全くとは言いませんが使えないテクニック、技術が多かったです。
原因は分かっています。
イラストでの色塗り技術が使えない
僕は普段こういうイラスト解説をしているのですが…
当たり前なんですけどカラーで漫画を描かない限り、色に関しての技術が使えません。
明暗はトーンで生かせそうだと思いますが、僕は漫画初心者なのでトーンをこだわりだすと、漫画が完成する前に力つきてしまいます。
結果、イラストで学んだ色塗り技術に関しては何も使えませんでした。
細部まで描く技術が使えない
僕はイラストを描くときに特に髪の毛をこだわって描いているのですが、漫画では省略して描いているのが現状です。
こちらも色塗り同様やはりキャラクターやフキダシ、ストーリーなど漫画では必要な作業要素が多く、多くのものを犠牲にしないと完成させることができません。
まとめ:結局は慣れか
イラストを描いてた奴が漫画を描こうとすると、イラストでは必要のなかったやることの多さにうんざりすると思います。僕は今回漫画を描いてて体力をかなり消耗しました。
ですが、最後のページあたりに着手していた時、絵を描くのにフワッと精神的に余裕が生まれました。
おそらく終わりが近づいてきてホッとしたからだと思うのですが、それ以外にも漫画を描くのに慣れたという点もあったのだと思います。
それから漫画の絵を従来のイラスト感覚で描くことができました。これができたのは体力のリソースを今まで漫画につぎ込んでいたのをようやくイラストに割くことができたからだと思います。
イラストの技術に汎用性がないと思っていましたが結局は慣れの問題だったかもしれません。