工場社員が語る会社を辞める基準の話

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会社が嫌で嫌で辞めたいけど、生活のために仕方なく勤務している。僕も類に漏れずそんな人間で、不満を堪えつつ会社に通っていました。

しかし会社に新卒で入って6年目、会社を辞める決断をしました。

会社をなぜ辞めようと思ったのか、その基準について今日は書いていきたいと思います。

会社を辞めるか悩んでいる人に届けば嬉しいです。

目次

有給を短くするよう圧をかけてくる社長に失望する

僕の働いている場所は地元の町工場です。良いところは会社が家から近かったり、サービス残業も夜勤もなく、いつも同じ時間に行って帰ることができた点です。リズムが良い生活をできていたので、そこだけは気に入っていました。

しかし、どうしても許せない点がありました。それは社長から有給を取りづらくするためにプレッシャーをかけられる点です。

僕の会社では有給を取るには申請書に判子4つ(この時点で時代遅れで嫌)と休む理由を書く必要があります。この休む理由を書くのがなかなか厄介で、何を書いても社長に突っつかれます。

「この理由の医者のためって何?」「他の人は半休とかにしてるんだけど」

休みを短くさせようと難癖をつけ、圧をかけてくきます。

子供の風邪が理由など、子供がいる女性は難なく休みを取ることができるので、人によって態度を変えています。女性コミュニティを敵に回したくないのでしょう。

立場の弱い人間に圧をかけて仕事を強要する。これが僕はすごい嫌でたまりませんでした。会社のトップは既存のルールをより良いものに変えるなど、権力があるからこそできることをやってもらいたいのに、実際は社員に休みを取らせないことで、業績を上げようとするしょうもなさ。こんな頭の悪い考え方をしている社長に、怒りと悲しみで頭がおかしくなりそうでした。

自分に冷静な判断力があるうちに辞める

この記事で一番伝えたいことは「冷静に判断できなくなる前に会社を辞めよう」ということです。これが僕なりに考えた会社を辞める基準です。

辞める基準は人によってさまざまだと思います。給料が不十分、資格が身につかないなどなど。

僕は通常の自分に戻ることができるか、リスクの大きさで考えています。

怒りや不満などのストレスを抱えたまま仕事をすると、鬱病などの精神疾患になります。そうなると判断力が鈍り誘惑に抗えなくなり、普通考えたらわかることもわからなくなっていきます。

こんな状態でパチンコやタバコにのめり込んでしまったら、二度と今までの自分に戻って来れなくなるでしょう。

今はまだギリギリ大丈夫な自覚がありますが、年を重ねて転職が難しくなり会社に依存せざるを得ない環境に追いやられた時は、ストレスが爆発することは目に見えています。

物事を冷静に判断できる環境の維持、これが僕の許容範囲です。

バカといると頭が悪くなる

だいぶきつい口調の見出しですが、最近実感してるのはこれです。

頭の悪い人と一緒にいると考え方が他の人にも伝染し、無意識のうちにバカな考え方をするようになります。

先ほど書いた通り、僕の会社の社長は有給を短縮させようとしてくるのですが、実際は社長だけじゃなく、他の上司もそんな感じなんですよね。一つ上の先輩や係長までそんなことを言ってきます。

わざわざ書くまでもないことですが、この方法で会社が上手くいくわけがありません。

短期的に仕事を辞める気がない社員を無理やり働かせて仕事を終らせる分には良いかも知れません。しかし長期的にみれば優秀な人は見限って抜けていくので、うまく行くはずがない。

そんな事もわからない人が社内に増殖しているのです。

これは他人事ではなく、自分も注意しなければなりません。知らず知らずのうちに頭の悪い社員の考え方が自分にも伝染するからです。

後輩を休ませないように尽力する老害会社員ならないために、早めに縁を切りたいところです。

さいごに:メンタルを病む前に会社を辞めよう

僕の身の回りには会社の理不尽さで、心を病んでしまった人がたくさんいます。抗うつ剤の注射を打たないと生活ができないという人までいます。

そうならないためにも、自分なりのここまでは大丈夫、ここからはダメというOKラインを考えることが大事だと思います。

居残っている会社の人は辛抱が足りないとか、何かにつけて言ってくるとは思いますが、それでも自分の大切なもの見失わないように生きていきたいです。

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