最近のゲームをやっていると3Dモデルの進化を感じます。昔はポリポリしていて目や鼻もよくわからないなんてものもあったのですが、最近のものはリアルで、中には髪の毛の線一つまでわかるものまであります。
最近見た中ではFF7Rのティファがすごいです。
昔は不気味の谷とか言われていて、モデルのリアルさに嫌悪感を抱くものもありましたが、ここまで違和感なく愛嬌のあるまま表現できるとは…すごい時代です。
そこで今回は
「こんな美少女作ってみたい!」
と思った僕が1から3Dモデルを作った過程をかいていきたいと思います。
Blenderが難しかったので本に頼ってみる
有名な3Dモデル制作ソフトとしてBlenderがあります。
blender.org – Home of the Blender project – Free and Open 3D Creation Software
プロも利用している3Dモデル制作アプリです。かなり高機能なのに無料で利用できます。すごい。
とはいえ、できることが多すぎるからこそ編集画面が分かりづらく、操作がショートカットキー前提で初心者にはとっつきにくいところがあります。
僕もよくわからなくなってしまって素直に教本を買ってみることにしました。
この本は初心者向けに簡単な置物から難しい人間のモデルまで作り方を丁寧に解説しています。右も左もわからなかった僕にはぴったりの教材でした。
千里の道も一歩から(千石撫子の受け売り)。最初のページから地道にやっていくことにしました。
本を見ながらアザラシを作ってみる
まず本の最初に載っていたアザラシのモデルを作ってみます。
失敗しました。どことなく卑猥です。
これは後から教本を読んで理解したのですが、X軸とY軸を意識しないで制作してたのがよくなかったようです。
軸を間違えて作ってもモデル的には問題ないのですが、教本で指示している軸がX軸がZ軸になったり本来とずれてしまうんですよね。
最初からやり直してもう一回作りました。
ひげが浮いていますが先ほどより上手にできています。操作のショートカットをメモでまとめながら制作していますが、とにかく覚えることが多すぎる。暗記が追い付かずわからなくなったら前のページに戻ってをくり返しています。
この調子で本を読み進めていきます。
チェスを作ってみる
次は少し複雑なチェスを作ってみようと思います。
できました。チェス盤とポーンです。一見よさそうですが…
チェス盤とポーンがつながって離れない。どうやら設定を間違えたようです。
作ったモデルの大まかな操作はオブジェクトモード、細かい造形の編集は編集モードで行わないと押しているキーが同じでも操作が違ってくるらしいです。モードが違うのに似たような動きをするものあって難しい。
またやり直しました。
ポーンとルークが上手にできました。今度はチェス盤から着脱可能です。個人的にはルークの頭の部分の複雑さを丁寧に再現できたのでうれしいです。
さいごに~美少女は程遠く~
ここまで初めて2週間、地道にやってきたもののまだ本の半分も終わってなく、美少女作成までこぎつけるのはいつになることやらといった感じです。
しかし、本の代金を取り戻すためには今学んだ分だけじゃ足りないという気持ちもあるので、ゆっくり進めていきたい所存です。
何より美少女が手軽に作ることができたらそれはそれでつまらないです。個人的には手に入りそうだけどギリギリ届かないというラインを…
趣味のギャルゲの話になりそうだったのでこの辺で今回は終わり。