ぼっち・ざ・ろっく!のアニメを見て学生時代の軽音学部活動を振り返る

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ぼっち・ざ・ろっく!は主人公の後藤ひとり(通称ぼっちちゃん)が、極度の人見知りながらも仲間とバンドを組みお互いに成長していく。俗に言うバンドアニメです。

僕は「あのバンド」のアニメ映像に痺れ漫画の原作を読んだ後に、アニメを視聴。今回はぼっち・ざ・ろっく!のアニメの感想を語りつつ、軽音学部時代を振り返ってみようと思います。

一言で言うと「現実を見せつけられた」

過去の記憶を思い出してしまい、見てて苦しくなる場面が多かったです。

目次

見てて辛くなってしまったシーン

バンドやっている先駆者と雰囲気が怖い

作中で後藤ひとりがライブハウスのスタッフや別のバンドの人に話しかけられ、慌てふためき距離を置こうとする場面が何回か出てきます。

自分のギターについてあれこれ言われるんじゃないかとか。

過去の僕も同じ軽音楽部の人が怖くてしかたがなかったです。特にライブハウスの常連と思わしき人々。

学校自体が髪色、服装自由で校則が緩かったのもあって、ピアスは当たり前。飲酒にタバコも。正直自分から話しかけるなんてできる精神状態ではいられなかったです。

作中では後藤ひとりが勇気を振り絞り、ライブハウスで初対面の人とライブに出演。それからバンドを続けることができました。

それに比べて僕は、ライブハウスで誰とも仲良くなれず2年ぐらいひとりぼっちで、練習する日々を過ごしました。

自分がいなくても代わりは居るという妄想

主人公の後藤ひとりは自分の自信のなさから、今のバンドをクビになってしまう妄想を何度もしてしまいます。自分よりも社交的で、チケット代のノルマを難なくこなすことができる。そんな人物の存在を想像し、恐怖に追われています。

しかし作中では路上ライブなど経験を経て、大事なライブで本領を発揮。バンド内でも存在感を無意識に放っています。妄想は妄想のままでした。

僕は楽器の練習をサボりがちになりつつもバンドに誘われ、ライブハウスで演奏を行うことができました。それ自体は楽しい!バンド最高!なんて青春漫画のような気持ちに浸っていました。

しかし、その後そのバンドメンバーと連絡することが減っていきました。ライブも終わったし当たり前。そんなふうに思っていましたが…。

卒業前の学園祭、僕の所属していたバンドが出演していました。僕のいた場所は他のメンバーに変わって。

僕の実力が足りていなかった。周りからどう見えていたか、評価が明確になった瞬間でした。

バンドの酸いも甘いも上手く表現されているアニメ

ぼっち・ざ・ろっく!は正直、見ていて羨ましいと思うシーンが多くて嫉妬してしまうアニメでした。

主人公の後藤ひとりの周りのバンド環境や、それから転ずるトラブル。考え方といい軽音学部在籍時の自分と同じような考え方をする場面が目立ちます。

それでも自分とは違う、後藤ひとりが得た演奏技術の向上、戦友といえる仲間の存在に、羨ましく思ってしまいました。

以上、バンドメンバーの中で唯一、けいおん!を見たことがなく、輪に入れなかった男の感想でした。ぼっち・ざ・ろっく!見ておくと、話のネタの一つにできて良さそう。

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