頑張って作ったたけどこんなクオリティじゃ投稿できないな…
普段、漫画やイラストを投稿しているものです。
創作活動をしていると、作品を完成できたのに公開を躊躇してしまう時がありますよね。
何度も踏みとどまって公開できない状態になってしまうのなら、それは自己検閲が原因かも知れません。
自己検閲(じこけんえつ、英語: self-censorship)とは、社会心理学の用語で、周囲の反応により、自分の意見の表明を控える事を指す。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/自己検閲
自己検閲は悪いことではなく、自信の作品の品質の向上につながる可能性もあります。質の高さから他者からの信頼を得ることもできるでしょう。
一方で自己検閲が過剰になりすぎると、作品を公開する機会を失うことになります。公開しなかった作品は自分が思っている以上に評価を得られたかもしれません。自分からチャンスを見逃すのは、あまりにももったいないですよね。
当記事では何故自己検閲してしまうのか、その解決策について書いていきます。
なぜ自己検閲してしまうのか?
SNSによって目が肥えてしまったから
InstagramやTikTokを見ると、すごい人ばかり目につきます。SNSでふと目に入る作品は、自分の好みにあった人気クリエイターの作品。どれもこれも完成度が高いです。
そんな作品を日常的に見ていると、感覚が麻痺されてしまい自分の作品がしょうもなく見えてしまいます。
このような環境で自分の作品を公開してしまったら、恥を晒してしまう…。そう感じてしまうのも無理はないですよね。
過去に積み上げたものを壊してしまうリスクを大きく感じてしまう
炎上して全てを失ってしまった芸能人。今まで雰囲気が良くいろんな番組に引っ張りだこだったあの芸能人が、SNSの言動でレギュラーを降板されてしまう。パッと思い当つく人がいたのではないでしょうか。
発言一つ間違えてしまうだけで、多くのものを失ってしまう。そんな現実を目の当たりにして、作品の公開が気軽にできなくなっている人は多いです。
ネットの使い方を指導する大人たちの存在
ネットを使う前に、誰しもが一度は言われたことがあるのではないでしょうか。
「ネットは相手が見えないから、発言には気をつけなさい。」と。
日夜報道されるSNSトラブルの悪評もあり、誰もがSNSの扱いには気をつけるよう教育されてきました。
よって知らず知らずのうちに、ネットに慎重になるように価値観を植え付けられています。
自己検閲を止めるための解決策
公開する前に周りの人に見せる
いきなりこれネットに公開するのは、大丈夫かな…。
ネットに公開する前に、何人かに見てもらうのが効果的です。
やはり自分の想像とは、他の人の感想にはどうしてもズレがあります。自分では分かりやすく表現したつもりだけど、伝わらない…なんてことはよくありますよね。
表現に問題がある場合は、事が大きくなる前に修正することができるのでオススメです。
自分の過去の作品を見る
周りに作品を見せる勇気も知り合いもいないよ…
という人には、自分の過去の制作物を見ることをお勧めします。
自己検閲は基本的に周りからの影響が原因です。なので周りからの情報を、閉め切ると良いです。
本来、自己検閲は自分の成長を妨げてしまう可能性があるのが問題です。他人からの評価をもらえないからですね。
成長のためには自分の作品と向き合う事が重要です。
さいごに:何にでもケチをつける人たち
ここまで自己検閲が何故起こるのかと解決策について書きました。それでも他人から色々言われる時は言われてしまいます。そういう人が一定数いるんですよね。
それでもどんな作品でも喜んでくれる人がいる。そう信じて公開を続けるしかない。そう思いながら創作を続けていきたいですね。