自分の描く漫画は他の人より下手だけど、それでも多くの人に見てもらいたい!
画力だけで漫画の良し悪しが決まる訳ではないよ。見てもらうための戦略を考えていこう!
Kindleインディーズマンガで人気の漫画家は1年で数千万円稼いでるらしいです。羨ましいですよね。
今や出版社に原稿を持ち込みしなくても、個人でお金が稼げる時代です。しかし、お金を得るにはある程度のクオリティが必要とされていて、誰でも稼げる訳ではありません。
僕のように知名度がなく、マンガも上手ではない人は戦略が必要になってきます。
考えた末に僕は全年齢の寝取られ漫画を、Kindleインディーズマンガに投稿しました。
なぜ寝取られ漫画を投稿したのか。投稿した経緯とDL数といった成果を公開したいと思います。
Kindleインディーズマンガの著者はどんな奴か気になる人や、出版を考えている人向けに書いていきたいと思います。
経緯:前回のマンガの反省点を考えたらたどり着いた「寝取られ」
とにかく多くの人に見てもらうことを目的に考えた結果、全年齢の寝取られ漫画を書くことにしました。
今回意識したものは小規模ジャンルを攻めるという考え方です。この考え方に辿り着いたのは、前回投稿した漫画の反省点からでした。
前回投稿したものが思ったより上手く行ったので、また投稿することを決意する
Kindleインディーズマンガに漫画を投稿するのは、今回が2回目です。
1回目は2ページぐらいのショートマンガを、10個ぐらいまとめたものを出しました。「これでバズってお金がっぽり稼いでやるぜ」というより、お試し感覚。
インディーズマンガを全く知名度がない僕が出版して、果たしてDLされるのか気になって登録しました。
DL数は合計30ぐらいで、えっ!見てもらえるじゃんとびっくりしました。インディーズマンガは1次創作のみが対象で、人気コンテンツに乗っかった2次創作ができないのが上手く行った原因っぽい。
味を占めた僕はもう一回マンガを投稿しようと決意。もっと見てもらうためにはどうすればいいか、他の人の本やブログで調べました。
小規模ジャンルを狙う
調べた自己啓発の本の一つに「小さい規模でも良いからそこで一番になれ」と書いてありました。
比較的人気のないジャンルを攻める。前回投稿した漫画では全く意識してなかった考え方でした。
前回投稿したマンガのタイトルは「いいねがひとつももらえなかった作品集」です。無理やりジャンル分けすると短編ギャグマンガですが、タイトルからジャンルが想定できなく、ジャンル1位を狙うスタートラインにも立っていませんでした。
僕に今足りなかったものがわかった気がしたので「小規模ジャンルを狙う」という案を採用。ジャンルの意識を念頭に置いて、制作をしようと決めました。
全年齢向け寝取られ漫画に挑戦
小規模ジャンルを狙うぞと思い、dmmとdlsiteの漫画ジャンルを見て自分でも描けそうなジャンルを探しました。自分が戦えそうで、ギリギリジャンルとして確立されていそうなもの…。
その結果、全年齢向け寝取られ漫画に挑戦してみることにしました。
寝取られ漫画は成人向けではメジャーですが、全年齢向けではあまり聞いたことがなく、素人の自分でも戦えそうな気がしました。
また、寝取られのアイデアは私生活で少しいじれば使えそうなものがたくさんあり、ネタには困らない自信がありました。(うまくいっていない恋愛体験が多い)
ここまでいけそうな雰囲気を醸し出してあれなんですが、正直色々大丈夫か不安になりました。本当に寝取られ漫画を作るのか?と。「正気か?」と高校の厳しい先生に言われたことを思い出します。
でも、悩んだらやってみるの精神で直感を信じ着手。へこたれそうになりながらも描き上げました。
今回登録した漫画の内容
僕が今回投稿した寝取られ漫画の内容について説明します。
平均18ページの短編2つで合計36ページ。毎日ちょっとずつ描いて描き終わるまで4ヶ月ぐらいかかりました。
前回は4コマ漫画でしたが、コマ割りに関する本を購入して本格的な漫画にガッチリ書き上げました。
タイトルは「好きだと思ってたのは僕だけでした」。どんな話か分かりやすくする必要があるなと思い、恋愛の話かつ少し寝取られを意識したタイトルにしてみました。
これで需要があるかもわからない全年齢寝取られの市場に参入。どうなることやら。
成果:どれぐらいDL(ダウンロード)されたか
描いた寝取られ漫画の2週間のDL数はこんな感じ。2週間で25回DLされました。
これは4月のグラフで5月もまだDL数が伸びそうなグラフに見えますが、そんなことはなくダウンロード数はぴたりと止まり、最初の2週間を境にDL数は0になりました。
前作との比較:伸びたけど予想より伸びなかった
前作が初動のDL数は19でした。今作は25なのでやや上回った結果になりました。
前作と比べてサムネイルを凝ったものにしたり、タイトルを分かりやすいものにしたり工夫を凝らしてみた割にはあまり伸びなかった印象です。
制作時間も前作より多く時間を割いたこともあり、少しショックでした。
まとめ:上手くいかなかったのは〇〇が足りない?
今回寝取られ漫画をKindleインディーズマンガに投稿してみましたが、上手くいきませんでした。
上手くいきませんでしたが、ここまでやってみてよく分かったことがあります。
それは「データが少ないから今やっていることが上手くいっているか分かりづらい」という点です。
今まで投稿した漫画たった二つを比べたところで、出る結論が誤差か真実なのか分からないんですよね。10冊ぐらい出して優劣を決めるべきだと悟りました。
前作と比べてDL数が大きく変化すれば、評価しやすかったのですね。
まとめると、マンガのジャンルを絞って制作してみた結果、多くのマンガを世に出してみることが重要だと分かりました。多くのマンガを出版しその中からデータを見て考察をして、改善していく流れ。自分が得意でバリバリ描き続けられるようなものを多く出版して、様子を見るのが一番良い戦略だと思いました。
これから初めての出版を考えている人の参考になれば嬉しいです。