
ネットで調べればなんでも出てくる時代です。同人誌を制作から販売まで一人で完結できるようになりました。
しかし、一人でDL同人誌を販売するのに、不安な人も多いのではないでしょうか。
仲間と情報交換ができるような人じゃないと稼ぐことはできないのか。気になりますよね。
そこで今回は、友達がいなくてもDL同人で稼ぐことはできるのか、書いていきます。
結論:困ることは少ないが…

個人の漫画制作は、勉強しやすく個人で使えるツールも豊富に揃っています。必ずしも友達が必要というわけではないです。
ただ、友達など作品を見てくれる導線が事前にあった方が、有利だとは思います。友達がいない状態だと、自分の作品の実力勝負になるからです。
作品の実力さえあれば、友達がいなくても稼ぐことができるでしょう。
困ることが少ない
友達がいると、分からないところがあったら、聞くことができ有利に見えますが、実際一人でも基本的に困ることは少ないです。サービスが拡充してきて同人誌は勉強しやすく、自力でも出版は簡単にできるようになっています。
一人でも勉強がしやすい
昔は知る人ぞ知る漫画を綺麗に描くテクニックや秘伝のタレを、人づてで聞く必要があったかかもしれませんが、今や技術を教えてくれる描き方の本はたくさんあります。服装などの資料もネットで調べれば簡単に出てくるので、困りにくいです。
物足りなくなったり、高みを目指したい時でも、お気に入りの漫画一つあれば勉強できるのも良い点です。
出版するためのルールも分かりやすい
電子出版なら、必要なファイル形式など細かいルールがサイトに明記されているので、何をしたら良いか分かりやすいです。
間違えたファイルを投稿すると、ちゃんと弾いてくれるので、トラブルになることも少ないです。
友達がいない=100%作品勝負
僕はネットで交流もしてなければ、友達にDL同人を販売してるとも言ったことがありません。
そんな環境で作品を出版して、分かったことが二つあります。
それは、作品だけで買ってくれる人はいるということと、ファンを獲得できるよう自分の作品に正面から向き合わないといけないということです。
作品だけで買ってくれる人はいる
作品名は知ってるけど、作者の名前を知らない人が多いように、無名でも漫画は買ってもらえます。
これは販売サイトが、有名な人の作品ではなくても、うまい具合に紹介をしてくれるおかげです。昔より漫画を描く人が多くなり、作品でありふれている世の中でも、作品単体で評価してくれる環境がまだ現存しています。
これは個人で活動するにあたって、ありがたい状況にあります。
最初はファンを獲得するまでしんどい
同人で稼ぎたいのであれば、ファンを増やさないといけません。ファンを増やせれば、継続的な活動ができます。友達がいない場合、ファンを増やす導線が同人誌しかありません。
魅力0の作品を作ると、売り上げ0の誰にも見てもらえない作品になり、ファンも増えません。最初のうちは、誰にも見てもらえないかもしれないという不安と戦いながら、作品を作れるかメンタルが試されます。
同人で稼ぎたいのであれば、どうすれば魅力的な同人作品を作れるか、研究する必要があります。逃げ道はなく作品作りを続けるのであれば、自力でどうにかするしかありません。そこは意識するポイントだと思います。
以上、友達がいなくてもDL同人で稼ぐことはできるのか、書いてみました。参考になれば嬉しいです。