
どうも、普段工場で働きつつ同人誌を制作している「しょうあき」という者です。
先日、自作の同人誌を販売しましたが、多くの人に手をとってもらうことができました。
そこで今回は販売数と売り上げが増えた要因について書きたいと思います。
もっと同人誌を売りたい人の参考になれば嬉しいです。
販売した本の詳細
同人誌を出版するのは半年ぶりで4回目。
制作期間:半年
ページ数17(おまけ3ページ)
値段:300円
あらすじ
ある女子生徒は友達もいる、勉強もできる、特に不満のない毎日を過ごしていた。そんな一方で、毎日SNSで他人の楽しそうな姿を見て、もやもやとした心のざわつきを覚えていた。
ある日、「楽しいことをしないと人生損している」と転校生から諭され、家に迎え入れられる。
そこは羽音と激臭、悪夢への入り口だった。
販売データ
販売開始から1週間の総販売数:46
・FAN○A:9
・DLsite:37
・booth:0
売上につながった要因
今回は今までで最高の売上数でした。「ここが良かったんじゃないか」という、売り上げが増えた自分なりの考察を書いていきます。
絵のクオリティの向上(特に目)
全体的に丁寧に漫画を書き、クオリティを上げました。
特に眼の部分は凝りました。前作を見返した時に、眼があまり可愛くなく、キャラクターの魅力が半減していました。その部分が読者からウケが良くなかったのではないかと思い、今作は時間をかけ、目を綺麗にしてみました。


比べると分かりやすいのですが、圧倒的です。
完成した原稿を見返してみても、目のクオリティを上げただけで、引き締まって見えます。もはや目を綺麗にすることが、1番手っ取り早く全体のクオリティが上がる方法なんじゃないかと。そんな気さえします。
思わず目を引く表紙
キャラクターの肌の露出を増やすと同時に、興味をひくような表紙にしてみました。

カラーのイラストを描く機会が、同人誌の表紙作成以外に無くて半年振りに描くことになりました。
なので塗り方や書き方を全て忘れたので、全部手探りで描きました。参考書を見ながらなんとなくそれっぽく描いたので、雰囲気が今までの作品とちがうと思います。上手くできているか不安でしたが、売上から察するにウケの良い方に転んでくれたので、安心しています。
反省点
次回はこんなところに気をつけようという、備忘録を書いていきます。
完全に自分の話ですが、僕と同じようなミスをして欲しくないので話半分に見てもらえると嬉しいです。
凝った話を作るも、わかりにくさが勝つ
売上は多かったのですが、レビューが全くつきませんでした。購入後に満足してもらえなかったということです。
その理由は推測になりますが、おそらく話がわかりにくかった点にあります。
制作を楽しくするために話を凝ったのが裏目に
なぜ話がわかりにくくなったかは、前作の制作過程まで遡ります。
前回は話のネタが思いつかなく、ついありきたりの話を描いてしまいました。
同人作家の素人のうちはベタな作品を作った方が良いという先人の教えもありました。自分がおもしろいと思ったものは、他の人から見たらそうでもないかもしれない。そういう疑念もあり、素直に従ってみることにしました。
それが良くなかったのか、全然ペンが進みませんでした。ペンがダラダラと思うように進まず、制作中止も視野にあるくらいでした。
その反省を踏まえて今作は自分が作りたい話を書いたのですが、わかりにくかったようです。
自分の作りたいものに対して、それを実現するための技量が足りていないということです。かなしい。
さいごに
今回は同人誌とその売上について描いてきました。自作同人誌をもっと売りたい方の参考になれば嬉しいです。
本に興味がある方は、サークル名「しょうあきのひとり遊び」で検索してみてください(直リンクがサーバーの規約でできない…)。
