
先日、『ナンパは最強のソリューションである』という本を読んだ。
まず買う決め手になったのは、あの強烈なタイトルだ。
「ナンパで人生が変わる?」という衝撃。
自己啓発本といえば、
- 筋トレで人生が変わる
- 習慣こそ人生の鍵
- 投資こそ最強の解決策
…と、わりと“あるある”な主張が並ぶイメージがある。
しかし、人生を変える手段が「ナンパ」だと言われると、さすがに面食らう。
そんな切り口、見たことがない。
だからこそ、このタイトルは妙に刺さった。
そしてもう1つ。
僕自身が過去に“ナンパに撃沈した経験”を持っているからだ。
昔、ナンパで惨敗した話
以前、大規模な合コンイベントのような場で、自由に声をかけていい時間があった。

そのとき僕は、誰ひとりとして誘うことができず、ただ右往左往して終わった。
「何もできなかった…」
あの時の虚しさはいまだに覚えている。
だから、この本の存在を知った瞬間に、「これは読まないといけないやつだ」と思った。
本の内容は“物語”としてもおもしろい
読み始めてまず驚いたのは、この本が単なるノウハウ本ではなく「物語として成立している」ということだ。
筆者が“ナンパエリート”たちから技術を学び、失敗しながら成長していく過程が丁寧に描かれている。
正直、ナンパに興味がなくても、物語として読むだけでおもしろい。
ただ、その中でも特に印象に残った部分がある。
「キモくなってはいけない」
という、当たり前のようでいて、めちゃくちゃ重要なポイントだ。
キモくなる瞬間は、“デレデレ”が漏れた瞬間
本の序盤で、筆者が初めてナンパに成功し始める。
しかし、そこから慢心してしまい、態度に“デレデレ感”が出てしまう。
「このままいい感じにできたら、ワンチャンあるんじゃ…?」
という男性特有の下心が、表情や雰囲気に漏れ出してしまう。
その瞬間、女の子は一気に冷める。
「気持ち悪い」と思われる。
それが典型的な失敗パターンだと、この本は語っている。
そして、読みながらハッとした。
僕も同じことをしていた。
僕がナンパに失敗した理由も“そこ”だった
言われてみれば、僕が過去ナンパで完全に撃沈したときも、
自分では隠しているつもりの“デレデレ”が、表情や空気に出ていた。
女の子と縁のない人生を送ってきたせいで、ちょっと優しくされただけで浮かれてしまう。
その気持ちが制御できず、顔に出てしまう。
そうなると、もうすべての言動がキモく見えてしまう。
ナンパというより、人としてのコミュニケーションとして失敗していたのだと、今ならわかる。
本当に買ってよかったと思う理由
この本には、
- なぜキモくなってしまうのか
- キモくならないための工夫
- 下心が漏れない立ち振る舞い
- メンタルの整え方
など、実際的なアドバイスが具体的に書いてある。
それだけで買った価値がある。
物語としても面白いのに、学びの部分もちゃんとある。
そして何より、
「自分がなぜ失敗したのか」
という答えに気づけた。
あの時の敗因が、ようやく言語化できた気がする。
