【キャラ作成は後回し】おもしろい物語を作るために最初にすること

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昨今はおもしろい漫画やアニメが多く存在します。それら作品を見て感動し、自分もストーリーがおもしろい作品を作ろうと独学で制作を志す人は多いでしょう。

しかし、何から手をつければ良いか分からなくて困っている人も少なくありません。多く作品を見てきたから経験値があると思って制作をすると、思うように手が進まず苦しくなり挫折しやすいです。

手が進まない理由は優先順位を決めていないからです。

物語の作り方を調べるとキャラクターや、世界観が大事だと出てきます。確かにそれらは大事なのですが、一番最初に何から手をつければ良いのかの優先順位については、あまり触れられていないと思います。

そこで今回はおもしろい物語を作る上で最初に何を考えれば良いのかについて紹介したいと思います。

結論から先に言うと最初に考えるべきなのは一番見せたい場面についてです。

物語の作り方について調べ試してみましたが、この方法が一番楽しんで創作することができます。悩んでいる方はぜひ試してみてください。

目次

一番見せたい場面を最初に考えることで得られる利点

自分の趣味、嗜好にあっている物語を作れる

「自分が作っているものがなんか違う…おもしろくない…」

と思ったことはありませんか。

それは自分の趣味、嗜好が物語と合わなくなってしまったからです。

おもしろい物語を作ろうと思ったきっかけを思い出してください。世間から使えないやつと言われ続けてきた主人公の逆転劇、伏線を綺麗に回収した殺人事件の全貌など…誰しも自分がおもしろいと感じた瞬間があると思います。

この「おもしろいと感じた瞬間」は人によって違い、さらに忘れやすいので物語を作る時には常に意識する必要があります。意識せずいると物語ができても満足感が少なく物足りなさを感じてしまうからです。

自分の価値観に合わせるために「おもしろいと感じた瞬間」をあらかじめ話に組み込めれば、自分の趣味にあった話を展開できます。

例えば自分は恋愛話が好きで「バレンタインデーで好きな子からチョコを貰えるかのドキドキ」を一番表現したいとします。その場合、構成は

「好きな子がチョコを作ろうと知った」→「チョコがもらえるかドキドキ」→「チョコがもらえた」

となんとなく話の流れを決められ、「チョコがもらえるかのドキドキ」という一番自分の作りたいものを作ることができます。

物語の方向性が決まり設定を考えやすくなる

物語を構成する要素として登場人物、世界観、テーマなどがあります。

これらの要素は一番見せたい場面を先に考えることによって方向性が定まり、考えやすくなります。

「バレンタインデーで好きな子からチョコがもらえるかのドキドキ」を表現するとしたら

「登場人物は恋愛経験に乏しい人の方がおもしろそうだ」

「世界観は無難によくある高校でのできごとにしようかな」

と想像を膨らませて考えることができるので、設定を考えやすいです。

まとめ

今回はおもしろい物語を作る過程で一番見せたい場面を最初に考えることで得られるメリットについて紹介しました。

•自分の趣味、嗜好にあっている物語を作れる

•物語の方向性が決まり設定を考えやすくなる

今回の内容は物語を作るのが不慣れで何から始めれば良いか分からない人へ強くお勧めできます。

悩んでいる方はぜひ試してみてください。

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