イラストを立体的に見せるには、複雑な髪の影を丁寧に描く必要があります。
基本的に髪の影を描くには光源を意識すると上手く描けます。
しかし、光源以外にも奥まったところを意識して塗るだけで、より髪を立体的に見せることがでます。
今回は流行りのイラストを模写して発見した、見逃しがちな奥まった影を紹介したいと思います。
髪をもっと立体的にしたい人にオススメです。
目次
見逃しがちな奥まった影
頭のてっぺん
頭のてっぺん。前髪や後ろの髪のわかれ目のつむじの部分にわかりにくい影があります。
日光によって髪の毛全体が明るく照らされるので、一見髪の頭頂部は明るくなってると思いがちです。しかし、つむじ付近は髪の毛が少なく、へこんでいるので影になります。
光源だけ考えていても、見つけづらい影です。
結び目の付け根
髪型によっては髪の影が増えます。良くあるのが髪をゴムで結んだ時にできる影です。
ポニーテールなど髪を結ぶ場合には、結び目の付け根部分に影ができます。
基本的に影は結んでいるゴム付近を丸く塗ると良いです。光源を意識して微調整するとより立体感がでていいと思います。
まとめ
基本的に影を色塗りする時は光源を意識するといいです。しかし以下の影を意識することでより立体的に見せることができます。
・頭の頭頂部
・結び目の付け根
どちらの影もイラストを良く凝らして見ないと気が付きにくい影です。
少しでも画力向上のヒントにつながれば嬉しいです。