「そういえば横顔ってあんまり描いたことあまりないな…」
人物のイラストを描くときは大抵の人は正面または少し斜めの顔を書いていると思います.僕も同じでずっと正面の顔ばかり描いてきました.
しかし,ずっと正面の顔ばかり描くのも芸がなく,みてくれている人にワンパターンだと思われるのも嫌だなと思い,練習することにしました.
そこでぶち当たった壁がこれ
ワンパターンすぎる!!
これじゃ遠近感もクソもない
そこで今回は後ろ髪に使うことができるバリエーションを紹介したいと思います.
これが後ろ髪の自然さを演出するヒントの一つになれば良いなと思っております.
後ろ髪のバリエーション
- 二つに分ける
髪の毛の束をバッサリ二つに分けます.簡単で使いやすいです.
バリエーションの話とはズレるんですが,髪の比率によって自然さが全く違います.半々より極端に束を分けた方が自然です.半々も決して使ってはいけないわけではなく髪に個性をつけたい時に使うと良いです.使い分けましょう.
- 重ねる
少し髪の毛をずらして重ねます.これだけでも髪に遠近感が出て,ボリュームのあるイラストにすることができます.
ただ多用すると単調で気持ち悪くなるため,少しだけ入れるとかっこいいです.
- ねじる
髪を捻って裏を少し見せることによって遠近感を出します.
どんな髪型でも少し入れる事によって,「あっ絵が上手い人だ」と勘違いさせることができます.
ただ髪型のイメージを大きく変えてしまう可能性があるので,あんまり使わないようにしましょう.
- 一本で表現する
一本書き加えるだけです.ちょっと物足りないなと思った時のアクセントにちょうど良いです.
これも少しあると絵がうまそうに見えて良いです.なるべく髪の束の中心からなめらかに線を伸ばすと,綺麗に表現できます.
さいごに
というわけで,上が意識した結果です.
最初と比べたなそれなりに自然に見えているのではないでしょうか.
髪の毛は僕が苦手としているイラストの一つです.特にカールしている髪型をうまく描くことができません.
これからも苦手な部分を直そうとしたときに,気がついたことがいっぱい出てくると思います.
これからもそれを記事にまとめて共有できたら良いなと思っています.
ではまた次回