一番好きなシーンについて語る【スーパーの裏でヤニ吸うふたり】【感想】

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趣味で漫画を描いたり読んでいる者です。

スーパーの裏でヤニ吸うふたり。kindleで1巻だけ読んでみたのですが、あまりにもおもしろかったので感想を書きたいと思います。

「山田さんかわいい!」「話がおもしろい!」など全体的な感想は語っている人が多いと思うので、当記事では僕が一番好きなシーンについて語りたいと思います。

目次

ストーリーのおさらい

日々激務に追われ疲弊している佐々木は、コンビニ店員の山田さんの明るい接客から元気をもらっている。ある日、コンビニの裏で黒いジャケット田山を名乗る人物から、タバコの誘いを受けるが、その人物の正体は…

一番好きなシーン

一番好きなシーンはこれ。初めて読んだ時は殴られたような衝撃を受け、何回も読み直して良さを噛み締めています。

スーパーの裏でヤニ吸うふたり1巻6本目

さびしいね

違う面を知った途端…

素敵だと思ってるその人を信じられなくなるのは

どっちもその人なのに

スーパーの裏でヤニ吸うふたり1巻6本目

「愛想が良いと思ったらタバコの匂いがする」久しぶりに客から来たクレームに苛立つ田山。そんな田山を慰めるように返した佐々木の言葉です。

考え方が素敵

稚拙な表現で申し訳ないのですが、考え方が素敵だなと思いました。

タバコを吸うだけで頭がおかしいと思ってしまう

これが印象に残った理由は、僕が人の違う面を見てしまった瞬間に過剰に反応してしまう人間だからです。

特にタバコやギャンブルは顕著で、それをやっているというだけで信用できなくなってしまいます。なんて合理的にものごとを考えられない人なんだろうと。

しかし人間誰もが合理的でも完璧でもありません。綺麗な面だけの人間なんて存在しません。

一部分だけ過剰に取り上げて人となりを決めつける。そんな自分の考え方を改めていきたいです。

一度の失敗だけで全てを奪われる社会

佐々木の言葉が深く刺さってしまった理由の背景に昨今の社会の風潮もあると思います。

毎日のように報道される不倫騒動。

一つの騒動をおこしただけで今までの全てを否定され無かったことにされる。最近は特にその風潮が強くなってる気がします。

だからこそ、このセリフが刺さってしまいました。

意識せず山田の二面性を受け入れている

野暮かもしれませんが、ストーリーにも触れておきます。

このシーンからは佐々木が山田の二面性を受け入れてるように聞こえました。

ここでいう山田の二面性は二つあり、

・佐々木に隠している田山と山田の関係。

・田山の社会に馴染むための表向きの振る舞いと、内面の心の部分。

佐々木は田山の正体を知らないので、後者の方で慰めていると思われます。

しかし結果として佐々木は意識せず、前者の方も受け入れて慰めているのが良いと思いました。

以上です。おなか冷えちゃわないうちに読むことをお勧めします。

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