周りに絵が上手い人ばかりで、私が絵を描く意味ってあるのかなぁ…。
検索すれば上手な絵がうじゃうじゃ出てくるネット社会。
最近ではAIイラストも出現し、イラストレーターが仕事を取られているなんてニュースもよく聞きます。
絵描きを目指している人にとって今は過酷な環境。
「自分がわざわざ絵を描く必要はあるのか?」「他のことをやっていた方が人生楽しいのではないか?」という疑問を抱える人は多いと思います。
絵を描き続けるのを諦めたくないけど心が折れそう…。
そんな人のために心の支えになってくれるWebサービスを紹介します。
いくら頑張って描いても評価されなくて辛い、もうやめようかなと考えている人はぜひ利用してみてください。
プロと会話ができる「PixivSketch」
イラストやマンガを描くのは基本1人。ペンが思うように進まず、行き詰まりを感じると辛いですよね。
PixivSketchはお絵かきコミュニケーションアプリ。イラストを気軽に描いている作業を配信、共有できるアプリです。
最大の利点は人気漫画家と簡単に会話できる点です。
PixivSketchでは単行本やイラスト集を出版しているようなプロ漫画家が作業配信をしています。
配信している漫画家の人は優しい人が多く、大手の配信サイトと比べて視聴者数も少ないため、かなり質問を拾ってくれます。
画力が高いプロも悩んでいることは一緒。自分1人が悩んでいる訳ではない。そう思えるだけでも心が軽くなります。
稼ぐための第一歩「Kindleインディーズマンガ」
「描き続けたいけどお金が得られないから厳しい。」
「自分の描いた絵は他の人より劣るから、お金を得るなんてとてもじゃないけどできない。」
そう思っている人は多いと思います。でも絵を描いて生計を立てているイラストレーターや漫画家に憧れますよね。
KindleインディーズマンガはAmazonが運営している電子書籍配信サイトです。自分の描いた漫画に値段を付けて売るわけではなく、無料で配信し読んでもらった分だけお金を得るようなシステムになっています。
Kindleインディーズマンガの良いところはお金を得るのに敷居が低い点です。画力に自信がなくても読者が多いので読んでもらえる可能性が高いです。
自分の描いたものでお金を得られる。こんな経験がここまで気軽にできるところは他にないです。
ここで得た利益は想像以上に自分に自信をもたらしてくれます。過去にSNSで公開していたものを載せることも可能なので試してみてください。
本当にお金がもらえるのか気になっている人向けに、過去にマンガ素人の僕が出版してみた様子を公開しています。
ファンをつくりやすい「Pixiv」
大手イラスト投稿サイトです。気軽にイラストや漫画を投稿できます。みてくれる人が多いのが特徴です。
「もう知ってるよ」「今更Pixivなんて紹介されても…」と思うかもしれませんが他のサイトにはない魅力はあります。
他のSNSより「いいね」がもらいやすい
他のSNSでは上手なイラストレーターに人気が集中し
「せっかくイラストを投稿したのに誰にも見てもらえなかった…」
となる可能性が高いです。特にオリジナル作品はなりがちです。
しかしPixivはイラスト・漫画に特化していることもあり閲覧してくれる人は多いです。
見てくれるファンの獲得がしやすい
Pixivは自分の好みに沿ったイラストを紹介してくれる構造になっています。なので自分のイラストが好きな人とマッチングできる可能性が高くなっています。
実際僕はX(旧Twitter)よりPixivのフォロワーの方が多く、10倍近く差があります。
イラストが思うように描けなくて挫折しそうになった時、応援してくれる人が多いと言うのは心強いですよ!
まとめ
今回はイラストを描き続けたいけど心が折れそうになっている人向けに、心の支えになるWebサイトを紹介しました。
PixivSketch
プロ漫画家、イラストレーターの実態を知り、辛いのは1人じゃないことを実感できる。
Kindleインディーズマンガ
画力に自信がない人でもお金を稼ぐことができ自信がつく。
Pixiv
他SNSよりもファンを集めることができ、絵を描く意欲が湧いてくる。
今はAIや人気のインフルエンサーによって、どうしても自分の創作物が埋もれてしまう状況にあります。
個人的に現在は「画力よりもメンタル勝負の時代」だと思っています。
上手い人の絵をみて嫉妬してしまったり、自分の上達の遅さに気が病んでしまった時には是非利用してみてください。